文京区は停電計画から外れているが、再三電力不足の報道、一寸心配に成ってきた。
大規模停電という大規模の把握が出来ない不安、人の心理が買いだめに走らせ物が一気に無く成る状況、被災地への寄付をと考えて居るのに、此の状況では自分の当座も考えなければ成らない。
改めて、我が家のフクロウ隊に1部招集をかけ停電時に備える事にした。
フクロウ隊、とりあえず4カ所分、だがロウソクに着火するマッチも滅多に使う事が無い、長野県の野沢温泉、住吉屋でもらったマッチがあって良かった。チャッカマンも目下、ガス切れ、必要な物は−−−矢張りきちっとセットにして置くべき物と改めて認識する。
長野県の野沢温泉方面も地震が起った住吉屋は大丈夫だったという事で,ホッとしたが.目の前にこんこんと湧き出る温泉を思い出した。
東北の花巻温泉や肘折温泉、鶯宿温泉、福島の温泉など行った事のある温泉が目に浮かぶ。
今回の被災地の近くには天然の湧き出る温泉場は無いのかな?雪の舞う被災地の厳しさが胸に突き刺さる。
波が襲った海岸方向ではなく、道の開けた山の方向に、天然の恵みのある温泉場に、とりあえずの仮設住宅が出来るといいなと思う。
幸い、ラジオ付き手動電燈が或る、2日程前から夫に使い方を習っているのだが、ハンドルを回すと発電、充電も可能とあるのに、一生懸命回しても微量の灯りが短時間つくだけ、なんだか頼りない。
でもラジオはバッチリ役に立ちそうだ。
大規模停電、電力不足、原子力発電が今日迄の我々の生活にどれくらい役に立っていたのか、原発の爆発の危機と共に思い知らされる事と成った、何としてもこれ以上の爆発が起りませんように。
夫の説明で、日本が水力発電.火力発電も経て原子力発電に至った経緯を知った。
無頓着な主婦であったと何時も何かが起る度思う。
インドの旅でもヨーロッパの旅でも、おびただしい風車を見たのに、風力発電利用の国があり、砂漠地帯では太陽光発電で電力発電の国もある事など全く”電力”を何で維持している国かと、思った事も考えた事もなかった。
日本では危険でない風力発電や太陽光発電は風土や様々な条件が影響して出来ないので、水力発電、火力発電と色々試みて、今の原子力利用に至った訳を改めて知った何て恥じ!!。
誰も攻められない、地震、津波、そして原発の三重苦。