第1回目の自己採血の日。
午前10時の院内,B1フロアーにエレベーターで下りた、間違えたか?と瞬間感じた!!
人気が無い、閉鎖された長ーい空間に行き場が解らず、しばし立ち尽す。
窓のない圧迫感、不安が一気に押し寄せて来て息苦しい.遠くから足音がエレベーターに向って来るあわてて音の方に、其処も長い空間にたった1人の人「私は何処へ行ったらいいの?」と訪ねた。
指さす方向、エレベーターの先何十メートルも奥まった所、遠い突き当たりの壁辺り。
押さえ様のない拒否反応で肝心の採血の時、血圧状況が180もの高い数値となる。
1昨日迄の検診では上が130代の数値が続いていて、先生に「いいね!!」と言われたばかりだったのに、深呼吸を繰り返し140迄に落ち着いた。
採血量300CC牛乳瓶約3本分かと自分を納得させる。
病院の個室は死んでもいやだと言う私の口癖を友人達が笑う「死んだら関係ないよ!」とよく笑い話のネタに成るのだが、1ヶ月の入院のうち暗い個室で面会謝絶を何度か繰り返し20日間も過ごしたのがトラウマに成って、閉ざされた部屋は嫌い。