加齢と共に、大きくライフスタイルが乱れる懸念。
ここ数年の旅は行動の束縛を受ける膝の痛みが表面化、前年,王宮跡・シギリヤロック入り口止まり、頂上迄の行程を断念、翌年、欲望は2度目のスリランカ・シギリヤロック頂上迄上り詰めたが、後々の旅に響いて、足がクロスしもつれもつれて倒れる寸前、現地の女の子に助けられタンブッラ石窟寺院の石畳の道をやっと下った。
実は此の年(2011)の旅には、今回私が施術を受ける切っ掛けとなった友人が同行していた。人工関節の手術をしているとは全く感じない、あの200メートルから聳える崖に沿って950段〜1200段を越える階段をすんなり登る。翌2012年スペインの旅にも同行、彼女は杖の必要も無く歩き続けた。私の足は、自身の歩みと同室者の歩みに合わせて最悪の状況になっていくのにーー。
兎に角、自身の足でまだまだ歩き続けたいと思う様に成ってから、手術をしたとは意識しないで暮らせるという情報がどんどん届いた。人工関節のもとは工業製品、世界一誇れる部品という事、15年から20年は大丈夫と言った情報。米国人の400万人以上が人工膝関節というのを聴いて驚き今や、腰部脊柱管狭窄症の統計が日本では240万人と聴いてビックリしてしまった。
よくよく学んでから手術を決断したのではなく、施術前々日に主治医から膝関節におさまるものを見せて頂いての説明ーーー個人的にリハビリに苦戦して退院が遅れてしまったが施術して良かったと早くも感じている。退院した日から何時も通り車の運転をして夫と外食となる。
入院早々,今年3度目のスリランか行きを果たした友人から旅の写真、彼女のスケッチ,今年私が見れなかった部分を1冊の本にしてプレゼントしてくれた。
しっかりとカロリー計算のされた病院食、まずは体重の調整のチャンス、朝食は全てパン食に、時々昼食にパン、麺類。医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・歯科衛生士・専門スタッフのサポートチームで構成された食事以外の完食は避けての摂生。脚への負担も軽減されたと思う。