友人宅へ、洋裁を楽しむ彼女に道具が一つ加わった。
年齢と共に腕に磨きはかかっても視力が衰え針目度に糸を通すのに時間を要する、といっても彼女、裸眼で糸通しは私より早い。
長い間の経験で勘が備わっていて簡単に通せた糸も、もう勘だけでは追いつかない、みつけたのが此の糸通し、針りを立てボタンを押す———何十秒?それこそ瞬間!
人形焼き、私の知っている人形焼きって顔だけだったけど、此れはお地蔵さん?、顔の表情が違う珍しい人形焼き。
彼女の妹さんが漬けた甘塩の梅干し、梅酢、プランタンでなったといミニトマト、茄子、とうがらし、何と梅干しは1キロづつ、3軒分も送って来たとの事。
彼女宅への訪問は、母が健在だった実家の様な感じがする。
息子から深夜の差入、マンゴーパフェ———食べたいな〜、明日迄、我慢!我慢!