一寸立寄った満足稲荷、近くても気付けば、あっという間の5年・10年。
満足稲荷という名前迄記憶から遠いものになっていた。
真新しいすべり台やブランコが設置され、鳥居の前の知人が住んでた家はすっかり住人が変わっていた。ヨークシャテリアを抱いた和服姿の彼女が懐かしい。
何時から、こんなに遠い場所になったのか?。
阿吽の向合う狛犬、一方は見る影もない白いカビか?青い苔に覆われ、左右、同じ年代の狛犬とはとても思えない様変わり。病いにおかされた狛犬みたいーー。
12月の定番、ポインセチアや葉牡丹が並ぶ。店頭にキンカンがなくなりつつある、何時もだったら、キンカンの寒露煮が出来ている頃なのに、植木鉢のキンカンはまだ青く小粒。