夫は東北の旅から帰宅して2日で、ネパール・ブータンへと出発、私は通院。
何時もの旅に欠かさない、日程表と地図上に、自身の旅のコースを辿りメモる。
今回玉川温泉経由、十和田八幡平国立公園方面、雪の為、通行止めがあり、コース変更となったのにも関わらず地図、確認をおこたった。
結果、盛岡から出発したバスが何故、八幡平の山越えをせず、秘境の八幡平の山奥に来れたのか?春の旅がすっかり忘却の彼方にあって、それを夫に質問する暇がなかった。
1日の移動順番が思い出せない始末、旅日記は順不同になる可能性高しーーー。
此れ認知症の始まりかもと思った瞬間、春、岩手から秋田、秋田から岩手への順路は往復まるで違っていた事を思い出した。道は1つではない事、由自自在、逆コースも有り何処迄も続くもの。
単細胞の私、応用が利かず、道が途切れたらパニック、単独行動が無理な理由かも。
赤と白のポールは地上に立っているだけでなく道路サイドの目印となる高い所からもぶら下がっていた。
みぞれの様な雪なのに、見る間に積もる雪。
山肌に積もり始めた雪、此の乳頭温泉は1年中営業しているとの事。
各部屋のいろりの炭火が暖をとる。
こんな大自然に魅力は有るのだけれどーーー春まだ浅い、残雪の頃の鶴の湯の感動とは異なる。
こんなに色とりどりの紅葉に囲まれ、美しい自然なのに、まだ葉も付けない木々の中に建物だけが強烈な印象だった鶴の湯の方が、好きなのは何故?きっと四季折々訪ねたらまた違うのかも。
此の露天風呂は男女混浴なり。
春、夫と友人が入浴中、1人で待った喫茶店、此の日は休業日だった。