旅の余韻からさめる時。
春の四国、松山・丸亀、倉敷・岡山の旅から間もなく1ヶ月になろうとしている。
旅立つ前、遠方で同じ所に2度のチャンスは掴みにくく興味の有る所は下調べから始る。
春・秋の国内旅行に限っては何時もぼんやりの旅となる。
今回も香川県の屋島は、海に浮かんだ島だと思い込んでって行ったのだから。地続きの此の平らな山を見ても、私は屋島とは思って見てはいないのだから。
その思い込みの屋島の事が数日前、新聞記事に載った。
地名の地という欄、屋島ーーー平氏が夢見た要害の地ーーーという記事。
何処迄も勝手人間、何故此の時期に?私にとって都合の良い屋島の事?凄いタイミング!!
屋島の地名の由来「山上がテーブルのように平らな形状で、屋根のように見えるから」とされる此の独特の地形は、太古の火山活動の名残。湖底に流れ込んだ溶岩が冷えて硬い安山岩の層が出来、周囲の茂呂一葉が風化して、湖底だけが安山岩に守られ大地として残った。江戸時代初め、塩田として干拓され陸続きになったが、1647年高松藩主・松平頼重の「島に戻せ」との命で南側に水路が掘られ、現在はその相引川でわずかに隔てられていると言う記事。
瀬戸大橋を渡って、岡山城を見た。
大小お城が点在するが規模の小さい高松市の屋島に築かれた、古代の屋嶋城の存在、城の石塁が見つかり、城門跡、築城年代を示す土器がみつかったのも平成10年になってからというのには驚き。
興味を持てば旅の楽しさが倍増する。
すっかり旅の記録が睡眠状態、パソコンに向かう気力も此のブログで限界かも。
だが夫の帰国で震災で崩れ落ちたネパールの写真を見たら、何だか過去の自分の歩いた写真を残しておきたくなった。