東大農学部グラウンド脇、根津権現通りを下り不忍通りを突っ切る。
ヒマラヤ杉の巨木に向う何時ものコース、道幅は狭いがすれ違う車は少ない。
三叉路の真ん中にそびえる谷中の巨木ヒマラヤ杉。
此処に足が向く時は、きまって何かを思った時、何かに刺激された時。
今回は弟からの屋久島への誘い、何度も何度も繰り返した、願っても無い屋久島行き。
☆屋久島の巨木縄文杉 ☆新潟県阿賀町の将軍杉 ☆島根県の大山隠岐国立公園の杉、記憶では樹齢800年と聞いた☆遠くモロッコには世界遺産に指定されたレバノンスギが存在するーーーこれらは未だ見ていない。
モロッコでも世界遺産の巨大過ぎは見ていないが、同じモロッコではエルフードからアトラス山脈越えフェズへ向った何度目かの旅の時、雪に見舞われた。
山間部の道の両サイドは見渡す限りレバノン杉が林立していてたいずれも巨木、水分の多い雪で杉の枝が山肌に垂れ下がった光景を見た。
遠くはメキシコ、ミトラ遺跡に続く巨大杉、オアハカの当時、直径35メートルと聞いた幹の太い樹で周りを皆で歩いた事を思い出す。
当時も今も知らない杉の種類、スギ科のトゥーレの木とガイドさんの説明だったので、日本の縄文杉・将軍杉・レバノン杉・ヒマラヤ杉・トゥーレの杉と覚えた。
皆[杉]という事は分っているのだが、科名・属名、種類ーーー植物の分類などは皆無。
ヒマラヤ杉に向って、左手の塀の中には叔父叔母、従兄弟の先祖代々のお墓、そこの眠る今は亡き人々、特に叔母とは生前一緒に見上げたヒマラヤ杉、向かい合って眠っている。六三除けのお寺もその叔母が説明してくれた。
メキシコ、オアハカのトゥレの杉の幹、初めて行った時は周囲にフェンスが無かったが気がしたが1999年には、此の周辺は広範囲に渡り奇麗に整えられていた。
縄文杉の話題に次いで日本人のDNAが他のアジア人と違う、日本人は縄文人と言う話題。
今日の長野の妹と語った話題が巨木縄文杉と日本人は北の縄文人の話は妹も興味を持つ。
お互い孫の話題が多くなったが、でも何となく興味が同じ話を始めたらつい長くなる。
娘をイギリスに嫁がせ我家はオーストラリアへと嫁ぐ。
今年は双方正月の帰国でなく、偶然どちらも早い帰国となったのも同じ。
午後になって、長女と長男が立ち寄る、今日はいい日曜日となる。娘の差し入れのたいやき何時もの根津のたいやきと異なり、皮がカリカリ、大きさが丁度良い。