茅野駅ホーム、夕刻7時過ぎの列車にのって小淵沢へ
下り1本、私が乗るのは上り−−−ホテルの受付で小淵沢に止まらない列車が有ると言われたため、夫に改札口で「7時20分のに乗るんですよ!、其れ以外は駄目」といわれ、目の前に2本も列車が止まったのに見送った。
最初のは各駅停車、2本目は急行、3本目の各駅停車に乗ったのだが。
後で分った事、2本目は茅野の次ぎ小淵沢に停車する急行だったと聞いて一寸悔しかった。
暗くなった小淵沢駅にタクシーが2台停車していた、信州の山間部は漆黒の闇となり夜は恐い。
友人から来年の連絡「御柱祭、数えで7年になるんだよ!!すでに8本の神木を切り出す準備段階に入ってる、御神木の木落としや川越し、未だ見てない行事を見に来るといいから」と言う連絡。
早、諏訪の御柱祭が来年となったなんて、何と月日の経つのは早いもの。
初めて石彫場から、諏訪の御柱に榧さんと列車で諏訪に向った事を思い出していた。
2人共まるで電車が分らず、行きに石彫の仲間から送ってもらった駅も、帰りに迎えてもらった駅もまったくわからないのだから。
諏訪に向う行きに送ってもらった駅は小淵沢でなく信濃町駅?知らない駅だったと思い返している。
石彫合宿の家、いまじなしおんはお花畑、昨年御嶽山の噴火時には、池の向こうに横たわる山の空が噴煙で真っ黒になった。
13人宿泊の白の家の朝、合宿終了、全員で清掃。
後、午前中石彫場の清掃。石彫場は野外テントの取り外し、たき火をしたり皆で片付け。
86歳の彫刻家は時間を惜しんで、製作が続く。
とても、とても歩行中の姿とは異なる力強い体力と気迫。
幾つも中途半端な私の作品が気になるのか、道具を持って来なさいとハッパを掛けられているが、家族には道具が完璧でなく危険と止められ製作が停滞したまま。
とても榧さんの勢いには追いつけないーーー。
今年も完成を見ず、此れで終わるのかな?。