2頭のライオン、作陶を購入した。
ライオンが口に喰わえるているもの、作者が「ライオンの尻尾ですよ、折れた尻尾、口に入れてあるから無くさないように!」と言われて渡された。
口に尻尾を加えたまま年月が経ち、過日私の不注意で小ライオン破損、修理に至る。
大ライオンの尻尾の短さに、もしやと、口に喰わえている尻尾の事を思い出し出し取り出してみた。
なんと大小どちらの尻尾も健在、ただ長・短極端に長さが違うだけで欠落していないし、割れ口が合わない、我が家に来た2頭のライオンの尻尾では無かったのだ。
私と同じような感覚で、彼女の作品を購入する人がいるんだと思った。
もしかして尾は何処かに存在し、尾があったら付けてあげたいと思っているのでは??とーーー。
夫の友人の個展に、スケッチのかたちとして、様々な面で見応えのある展覧会となった。
展覧会場を埋め尽くす作品数、夫の説明で、展示されていた集印帖は50冊、まだ展示されていない集印帳が40冊もある事を聞いた。
以前私も巻き取り出来る、障子紙を一本持って、デッサンに通ったが、作者の才能あふれるスケッチとセンス、夫から聞かされていた集印帖にすっかり魅せられた。