画家とともに2人で長崎県立美術館へ。
今回北九州市立美術館と福岡市美術館のリニュアール工事によって実現された展覧会、思いがけない作品66作家によるーーー68点もの作品を見る事が出来た。
半世紀もの昔、ギリシャから始まった、私のヨーロッパ7カ国の旅で、サルバドール・ダリの作品に出会い、我が家で飼ったヨークシャテリアに
ダリの名前をもらって名付けた。
入館した時、黄色いポスターの会場に引かれて向方た。
入場しよう賭したら、準備中の係員に、此の展覧会は明日からです、未だオープンしていませんと言われ、よくよく見たら会場違い。
驚いた事には
ビートたけしのアート展,此れは見たいと思ったが、10日には遠藤周作文学記念館への予定があって,かなりの距離の移動日、チャンスはない。
運河を挟み、東館と、西館とに分かれている。
館内で軽食、聖フリッポ西坂教会のスケッチの色付けに夢中の画家。
美術館屋上へ、対岸の稲佐山ホテルから眺めた豪華客船が目の前に停泊している、朝とは逆,出島町からのロケーション。
屋上、東西の館をつなぐガラスの歩道、吊り橋と同様、此の手の道はなかなか足がすくんで進めない。
旅ではいつも、皆の笑いの種、自身に意識はない意味のない両手を広げてバランスをとる。
人が見たら何やってるの?何?何?理解に苦しむ不格好だと笑われる事たびたび。今回誰もいなくて良かったと渡り終えて、振り返ったらいつの間にか人が立っていた。
美術館屋上に4体のブロンズ像内 新風・荒海の男・クスコの少女の富永直樹作。
花吹雪の北村西望作。
長崎は皆の知るカステラの老舗が勢ぞろい。
思い出すのは、今は亡き人、薬屋さんに勤務して全国を飛び回っていた我が家の友人の事。
長崎に出張の都度、我が家の明治生まれの母にお土産を買ってきてくれた。
彼のひいきは松翁軒と言う老舗、人を大事にする人で旅に出られない自身の友人に
待つ翁と我が家の母、
待つ媼にと松を
待つと冗談をいいながら松翁軒のカステラのお土産。
子供達には主張先から、長崎本場のカステラの切り落としだから味に変わりはないよと送られてきた、それをさらに当時盛んに作っていたチーズホンヂュ鍋にチョコレートを溶かし、チョコフォンヂュ美味しい所どりの贅沢な味わい。
午後2時30分、めがね橋の真ん前のカステラ屋さんの車のお迎えで、美術館を後にし
魚の町に移動。