たらの芽、5センチ程の産直のたらの芽が東京の春一番、東京での最後の味わいだった。小山に転居し、畑で栽培されたというコゴミも此の春の味わいとなって、道の駅、
町の駅行楽地で新鮮な山菜を味わう喜びを感じた。
信州小淵沢に到着した夜、此処でも山菜、畑でとれたニラやルッコラお浸しが食卓に揃った。仲間の作ったサラダ,大根の煮物など,何時も乍ら此処で炊事当番が回ってくると私が劣等感でしりごみしてしまう場所。
驚いたのは、東京での食材はせいぜい5センチのかたまりだった、たらの芽が10〜15センチのタラの新葉、しかもうぶげがびっしりの天ぷら。
なかなか衣が付かない難しい揚物、皆で四苦八苦そしていざ食べると、口の中に産毛と思ってた、刺が刺さって痛い・痛いーーー美味しくて痛いすごい天ぷらだった。
目の前の畑にアスパラがあるというので、大島さんの後に続く、北海道から24時間以内の露地物と送られたアスパラを思い出した。まさかのまさか此処の畑にアスパラがなってるの??,収穫即ゆでてもらった。
地面から生えているのを見るのは初めて、其の味わい!未だ未だ連休前半、宿泊者が少なくて味わえたアスパラ最高。
牛肉の握り寿司、一寸ナイフが必要な部位でしたが噛み締めて味わう。
私の昼食、夕食当番が回ってきた、写真を撮るゆとりなし、88歳の画家とのコンビ、画家大好物の定番・18番の!トムヤムクンとグリーンカレーと長ネギ・エビのパイ生地キッシュ,最初はトムヤムクンでした。私がまかされたのはトムヤムクン我家流、キノコの種類やパプリカの量がかなり多い,隠し味あり,我流故にレシピ秘密。一寸違いを感じてくれたら嬉しいのだけどーーーなにぶん調理劣等生。
朝食に焼かれて出たサバの切り身が美味しかった。
7人から宿泊の仲間がドカーンと26人になった日。
例年、オーナーの池浦さん宅から、静岡焼津の最高級の鰹が届けられる。此処でしか味わえない一本釣り炭火焼鰹のたたき、皆楽しみの鰹のたたき。
そして何時もの池浦さんの豪快な切り身、半端でない厚みにどんどんカットされて目を奪われるばかり。
2カ所のテーブルに大皿2枚づつ運ばれる、そしてさらにローストポークとジャガイモの盛り合わせ、サラダ、猿やイノシシが嫌って食べないという、木曽から参加の86歳の文子さんが漬けた赤あかぶが、色を添える。
皆が待に待つ至福の時。
そしてこの日、仲間の参加者の中に、お誕生日の人が居た。
此処ではお誕生日を迎えた本人が皆にケーキをごちそうする事になっている。
昨年も思えば参加25名程,憲法記念日と合って誕生会の前に、憲法を読み上げるのが恒例。進んで、子供達も此れはと思う条文を読み上げる。
折しも阿部さんが憲法について言及。
誕生会
誕生日にあたった参加者はご夫妻とお孫さんの3人で参加していた。なんとなんと、調理もした事のない旦那さんが、この日の誕生日の主役となった奥さんの為に初めてケーキを作ってのプレゼント。
皆感動、出来映え最高、隠れた奥さんの手助け合ったかも!自らケーキのお披露目、拍手、拍手。
そしてなおかつ奥さんの為に昨年議夫妻はヨーロッパへ旅行して、この日の為にワインのプレゼントを買っておいたと、それが皆へのプレゼントとなった。
あれ?あれ?見た事のないコルク、ワインのコルクって膨らんで、真ん中に亀裂が入ってた?
ラベルにCAVAとあるから凄い音がしてコルクが飛んだーーースペインのスパークリングワインだ!!