フルーツが大好物だった、夫の母親を思い出す
何から何までと言って良いほど夫は母親似、フルーツの好みも同じで、夫の弟から送られた三浦産地のメロンの食べごろが待ち遠しい。
明治生まれの母、パパイア・アボガド・マンゴスチンなどまだ高価なフルーツ入手が稀な時代、好奇心旺盛、一番家族が敬遠したのがドリアン。子供達が学校から帰宅し玄関から「ガス臭いよー!!」「臭いー!」と叫ぶ、強烈な匂い、今、此の時代だったらもっと多くのフルーツの味を知っただろうなといつも思う。「長生きしたものだ!お爺ちゃんへの冥土の土産ができた」が口癖、だった。
急に、ベトナムで味わった、何んだか爬虫類の肌を思わせる様なフルーツを思い出す。
名前も覚えてない、なんとかヤシ(サラーヤシ?)、ガイドがスネークフルーツと言ってると教えてくれた、覚えているのは硬くて薄い皮、黄色っぽい果肉、甘酸っぱい味、見た目が悪いフルーツを思い出すーーー所変われば品変わる、ドリアンが抵抗なく食べられるようになったのも現地での味わいのおかげそのスネークの様な、見た目と生ゴミ臭も甘酸っぱさで、何とかカバーされ慣れたら、抵抗なく食べられるようになるのかも。
つい先ごろ見た青パパイヤ畑、実る頃見に行くのだが、インド、ベトナムあちこちで見たパパイアの木はホテルの2〜3階の窓から手が届きそうなところになっていた。
野菜の青パパイヤはせいぜい2〜3メートルの位置にパパイヤが実るの様だーーー待ち遠しい。
因みに、フルーツはパパイア、野菜はパパイヤとよぶようだで、ややっこしい。昨年初めて野菜の青パパイヤを味わったのだが、大昔長野県の上田市に住んでいた時、初めてフルーツのパパイアを知った。小学校1年生だった60年以上もの昔、オレンジ色の果肉の中に、真っ黒い種がいっぱいのびっくり、仰天のフルーツだった。
青パパイヤは此れまたあれ?種が?と調理した時、白くてびっくりした、フルーツは熟し果肉がオレンジ、種が黒い。
野菜のパパイヤは未熟なのだから果肉も種も白い。
野菜の青パパイヤ、成長未熟なのは種も少ない、長女ならあの手この手で美味しく調理するのではと今年はまず青パパイヤの畑に連れて行きたいと思っている。