伯父の1周忌で長野県の佐久に行きました。土曜日曜とあって、行きの交通渋滞は早朝6時から,関越入り口から始まっていました。 渋滞の中、私達の車の左側を4台の車が、追いつ抜かれつ、レーシングカーの様な車がかっこ良く走行していたので、目を奪われて楽しく時間が経過して行きました。 暖かい時期だと年配のオートバイマニアのツーリングを見受けるところです。
佐久平は天候に恵まれ、お墓から望む浅間山が変わりなく、雪で覆われた頂上には、噴煙が上がっていました。母も、年の近い従妹も、今は亡く墓参の思い出だけが,積み重なっていく場所に成りました。
もうすでに母の生まれ育った家なのに、私達が集った場所も代替わりして、月日が流れ遠く成りましたが、伯父はとても良い家族を持ちました。此の座敷に飾られた1周忌の為の祭壇はあと取り息子が趣味で彫った3体の仏像の彫刻と、そのお嫁さんが作った竹細工に生けられた花で飾られた2人の手作りです。
祖父母も母も伯父も叔母たちの姿は亡いけれど、九ツの丸い家紋や庭の石や木、古い方の部屋は変わらず、懐かしいにおいが一杯。又集う日を待っている此の家は守って何時でも来れる様にして待っているからという。あととりの言葉が嬉しかった。