くるくると予定変更の1日になってしまった。
合間を見計らって、予定外の東大5月祭に行って来ました。農学部では数少ない発表、会場ではあったが、自分たちで育てた樹木の苗の販売と木材部の「木材情報の発信をしていきたい」という課題に興味を持った。廃材最小で二酸化炭素の消滅に貢献し、最終加工に障害者が関わって福祉貢献が出来る仕組みという事で形になった「一本立ワインスタンド」を2つ買った。デザインは東大の先生が考案、毎年スタイルが変えられ、変わったデザインのワインラックが出来るという。
正門内、赤門内、5月祭ってこんなものだったのか? と今回、一寸印象が変わった。
食べ物屋ばかりのキャンパスから、離れ、東京大学総合研究博物館に向った。
遺丘と女神ーメソポタミア原始農村の黎明と題して西アジア遺跡調査50周年記念展、これは私の興味の範囲で満足のいくものでした。
博物館入り口迄の立ち木の中に卯の花が咲いていた。同行した友人が2日前に確認したばかり、
卯の花の匂う垣根にと歌詞にあって昔よく歌った卯の花、匂いはあまりなく、こんなに花びらの多い花だったとは、しかもこんなに、見上げる程に成長する花だったとは知らなかった。地面は雪が積もったか?の様に散った花びらで白かった。
安田講堂前をはじめ、あちこちで音楽の演奏が行われていた。特に歌を披露するだけでない、自分たちで手作りの作品を用意してケーナ、サンポーニャ等を売っている、そのエリアの雰囲気が良かった。
フォルクローレの演奏も馴染み深かったので、そう感じたのかもしれない。
ケーナはまともに買ったら1〜2万円はする。其れが4千円とは、奏者がつかっているケーナは自分たちの手作りと言う。高価ではないが良い音色だった。トライしてみたら私にも音が出せた。練習用ならこれで良いかと思うが、ちょっと娘に相談してからにしようと思って、迷った。何しろ、私、安物買いの銭失いの常習だから。
「相談して明日買いにくるね」と約束をした。「明日は最後の日だから、おまけします」という返事。 一寸良い約束が出来たかな?
写真は農学部の木材部の木組。 角度によって色々な形に見えて楽しんでしまった。 また学生が焼く、焼き鳥屋さんの脇に、椎茸のなった木が10個位並んでいて、そこから採っては炭火で焼いて焼鶏と共に売っていた。友人宅も私の家も、現在椎茸の成る木は休業中。また8時間も水に漬けて、残る椎茸菌を復活させないと、椎茸は成らない。
友人が、来年の5月祭には長い木に椎茸菌の付いたボク(木)を用意して、売って下さいと注文をした。 帰路友人は、校内の植え込みの中に芽生えた樫の木の苗を何本も、もらった。