最初はおやつの話。
乾燥フルーツに、好物の長野県産あんずがある、どちらかと言うとしっかり、堅く乾燥されたものが好み。昔々の事になるが、長野県産、干しがき、芋干し(さつま芋)、あんず以外、口にしたのは輸入の、乾燥バナナやレーズンだけだった。現在は、乾燥技術が開発されて野菜から、フルーツ全般、チップス状の物なども出回り、しかも美味しく、食するようになった。
色も、味も損ねずそれぞれの本来の野菜の特徴が楽しめる。写真の10種類の野菜チップス、ちなみに10種は、さつま芋、蓮根、オクラ、トマト、タマネギ、苦瓜、人参、カボチャ、インゲン、里芋。苦瓜の苦みが結構楽しめる。 ただしチップスの場合はは植物油次第で旨いが不味いになる可能性大かな??といつも思う。
柑橘類、春、店頭に並ぶみかん、輸入物はともかく国産だと静岡産の”きよみ柑”がある。
昨日、買ったみかん、きよみ柑より色が濃く輸入物かな?と思ったら国産品だ。
貼られたシールの”三重御浜”が目に入る、でも”セミノール”とは?やはり、日本産ではないのか??”木成完熟”そして”黒潮の自然と愛情に育った特産品”、グレープフルーツや、オレンジの並ぶなか、春の国産品に惹かれて買った。水分の多い、甘いセミノールでした。
欲を言うなら折角の国産品、ネーミングは国産!!を強調する名前がいいなーーー勝手な感想でしたが他の人にはすでに、”セミノール”で知られているみかんなのかもしれない。
暫くぶりに、TVの「世界一受けたい授業」を見た。五右衛門風呂の言われの事、石川五右衛門の釜茹での刑は、煮えたぎる湯につけられて煮られたのかと思ったら、煮られたのではなく窯の中にお湯はなかった事、五右衛門の家族迄がその刑を受けたと言う事を知った。
安曇野の夫のおばさんの家で五右衛門風呂に入った経験がある、初めて見るお風呂、田舎では未だお風呂の無い家もある頃の物らしい。当時の私そのお風呂の入り方を知らなかった。
浮いている、板を取り出して足を入れたが、とても入れる物ではない。
そのとき、五右衛門風呂は入る物でなく、釜に湧いたお湯を使って外で洗い流すものかと思った。間もなくして、「湯加減はどう!!しっかり首まで浸かって暖まらないと風邪をひくよと」言う、浸かる?ーー慌てておばさんに、「とても熱くてはいれません」と答えた、ーーそんな分けない未だぬるいはずだ!と覗きに入ってきたおばさん、「ヤダーー!!」としゃがみ込んで笑った。
五右衛門風呂はその時が最所で最後の経験だった。
現在、おばさん健在、遥か昔の事だし、その後、おばさんの家は夫の設計で新築されて、今は変わってしまったが、別棟の物置の何処かに、五右衛門風呂のお釜があるかな、あるといいな〜と思う。