町の彼方此方にもぎたてのヤシの実売り、なたで傷をつけストローですう、生臭い慣れない人にはとても美味しいとは言えない味。
寺院内部の石の彫刻は当時の道具がなんであったのか想像もつかない程大変な物、1つの大きな石の塊からくりぬかれた造形は、小さな石彫に挑戦している私には驚異。
此の寺院での結婚式はこの日幾つも有った,此のカップルは式が終了した2人、はからずも結婚式のその場に居合わせる事も出来て良い日だった。
寺院の沐浴の場では、周りで、水を頭に掛けたりしている中、男性が1人仰向けで浮かんだり泳いだりしていた。
ラマクシーテンプル、ゴールドのタワーがあり350キロの金のタワー(1200年前)と100キロの金の馬車(1200年前)がある、信者のみしか見れないという2〜3フィートのエメラルドの女神の彫刻は3100年前の物との事、入り口で2頭の象が人間の頭に鼻を乗せて、お祓いの様な事をしていた。
寺院の外で止めた車から延々裸足になり歩く、入ってみれば、皆、シルクのサリーで地面に座っている、此の南インドは徹底して裸足での入場だった。
オートバイ、自転車、リヤカーの様な物はペルーで見た物と同じ作り、前に荷車、後ろに車輪の荷物の運搬用、今迄のインドの旅で見た多くの日本車などは滅多に見られない。自国車が多い。
別の寺院で、結婚式を見た後だが、子供の授からない人もいるようで、此のラマクシーテンプルの1本の木には幾つも祈願の糸巻きが掛けられていた。めでたく授かった人のお礼の袋も下がっていた、中身は様々、ピンク色の人形なども結ばれていた。人口の多いインドだが、やはり子授かりの祈願をする大勢の人が居るとガイドさん。話では”ベルの実”は子を授けてくれると信じられていて其の樹の周りを71回ると授かるとの事、糸巻きを木にぶら下げるのは、其の糸巻に巻かれた糸をたどって赤ちゃんがやってくるという。