宮島口から舟で10分、世界遺産に選ばれた海の中の大鳥居が目に飛び込んで来る、此処も台風に寄る被害や日本三景の一つとして、朱塗りの鳥居などは目にしているが、初めての島への上陸となった。日本三景と呼ばれる、松島、京都の天の橋立、此処宮島は、広く知られて居る所。此の日本三景に習って”新日本三景”があることを知ったのは昨年の事。
昨年と今年と続けて北海道旅行に恵まれ、案内してくれた友人から日本三景の一つですよと教えられ、知る事となったのが大沼だった。其の大沼は新日本三景の一つ、七飯の大沼に続き静岡の三保の松原、大分県の耶馬渓が指定されている。
*宮島口から出た舟は色々な舟が行きかう中、宮島に着いた。宮島は神聖な地、昔々は此処に住んだ女性が出産をする事も出来なかった島と、今でも此の島に墓地は作れないとの事。
島に上陸して驚き、鹿が何頭も居る。角は処理されているが京都の鹿のように、観光客の持つ、白い袋にとび付いた鹿もいる、鹿同士、権勢し合うのもいて一寸恐い。
厳島神社までの途中、1軒の家の庭には大小7頭もの鹿が集っていた。何だか7月のオーストラリアの旅以来、カンガルーの群れ、インドと長野県清里ではヤギや羊の群れ、此の宮島では鹿の群れと群れる動物との対面が多かった。
干潮時には海の中の鳥居から厳島神社の床下迄,もしくは渡廊下まで海水につかると言う、引き潮の此の時間帯は鳥居から神社まで、歩く事が出来るようで、観光客が砂浜を歩く姿が見える、雨天、時々大降りに成ったりして。京都さながらの真っ赤な紅葉が楽しめるという宮島紅葉谷公園の散策はついに、右膝の痛みで歩けず、落後者となり、名物”もみじまんじゅう”の売っているお店まで1人戻り皆を待った。