昨日の”アンビリバボ−”と言う番組を見て涙が止まらなかったと言う友人ーーー彼は昨夜のブログに記していた。共に旅をしたアウシュビッの収容所、ビルケナウの収容所での彼の姿が目に浮かんで来る。ショックを受けた旅だった彼の大きな溜息が聞こえる。一部屋全部が人間の頭髪でいっぱいになっていた部屋から外に出た時、外国の女性が地面に泣き伏していいる姿も見た。彼が涙が止まらなかったのはアンビリーパブルな話だけではなくアウシュビッツの収容所に立った事が有るから、なおさら涙が止まらなかったんだと思う。
私も娘の所から帰宅して8時過ぎこの番組を見た。アメリカの4人の女子高校生の歴史の勉強から紐解かれた真実。アンビリーバブルはユダヤ人の子供を救ったイレーナ・センドラさんと言う女性の事だった。ナチスに反対する地下組織のシェゴタに加わりアウシュビッの強制収容所での虐殺を知った、イレーナ・センドラさんはユダヤ人の子供達をすくった、2500人もの子供達の命を救った。命の証明書(将来本当の親に会える為の)はりんごの木の下に埋められた。イレーなさんの行動は、やがてナチスに見つかり、拷問にかけられるが、救った子供達の行方っは口に出す事もなく死刑を執行される事に成リ、公に知らされた。
4人の学生に寄る歴史は劇化、世間に知れ渡る事に成り、しかも死刑に成った筈のイレーナ・センドラさんは、生きていた。ナチスの兵士の中にイレーなさんを指示する人がいて一命を取り留め、98歳迄生きたと言うアンビイリーバブル。意外にもイレーナ・センドラさんの「今現在の人間の方がナチスドイツよりも悪い」と言う 言葉が印象的だった。
アウシュビッツ収容所の門が浮かんで来る。ドイツ語で書かれた「労働は人を自由にする」と言う文字は当時からそのままと言う事だった。
雨の日、ANAグループ機内誌の12月号を何度も開く。九州の事、ベトナムの事、ネパールの事、何処も行きたい所だらけ。4月に1週間の短期ネパール行きを計画してくれているようで一寸誘われている。そう言えばネパールは何十回と行っているのに此の寺院が人で埋まるこんな光景にはまだ直面していない。ブータンの祭り、ペルーのインティライミの祭りは小山が人で覆われてしまったのを見たけれど。