1人で昼食を済ませ、のんびり!!山梨県の津金で拾って来たハマナスを見ていた。柔らかく熟れたほうずきの色。ハマナスの木は鋭いとげが有る、良く見たら実にもとげの様な物がでているのを発見。
午後2時近くなって、榧さんの“子づれの山”を手にとる。
春、80歳の誕生日を迎える頃から今回出版予定の”子づれの旅”の話しをし始めた。
四川省、旅立ちの前日は最後の提出でバタバタ!!、帰国したら出来上がると楽しみにしていた画文集が完成。
”子づれの山”を読み始めた、なんと座る事4時間、一気読み、2人の子供達との係り方や、旅の様子は面白く、我が夫と息子が同行した、榧さん3回目のアラスカ行きの前には、1回目2回目の子供づれでのアラスカの旅の話しを盛んにしてくれた。著書は全く話しの再現、手にとる様に解る状況で読み終わってしまった。
小淵沢リゾナーレに今、出展されている、黒見影の男性立像、かたいかたい石彫、80歳目前の作品。
石彫合宿でも、芸術家としての榧さんからは、大勢の人が刺激を受け、学ぶ事沢山有り。
旅先でも、とにかく、描く!!、月明かりを頼りにダウラギリの夜景を寒い野外にでて描いた!、私が80歳の時はこんなバイタリティのある、作品と向き合う力など無いと思う。
あとがきに「4月で80歳、もう生きる日々も少ないのでありのままの「子づれの山」をまとめたとある。未だ次から次とテーマは有るはず!!
大勢の人が絵を描く榧さんを見ている−−−私も見ている、80歳〜90歳の画家が座っていつまでも描き続ける姿を、追っていきたいな〜と思うし、榧さんと、同じ数だけ私も石を刻みたい。