此処の所、体調良好、少し早く寝て少し早く起床した夫が読書の最中。
私はと言えば、朝食の仕度をしながら歌が口をつく、何故か?「デカンショ、デカンショで〜半年暮らすよいよい」と−−−「後のはんとしゃねてくらすー」其所迄しか知らない歌、後に夫が続けて歌詞を言う!!此の歌は私が子供の頃、父親が師範学校で一緒に陸上競技をしていたと言う人が集って来るとよく歌っていた。
夫がデカルト・カント・ショーベンハウエルという哲学者の略で矢張り学生がお酒を飲むと歌ったと言う、話をしてくれたが、何故か、今迄どうして思い出さなかったのか?と思う様な、大昔の子供の頃の、両親の行動や話しがよく思い出さる。
歌った当人ではないのに、まるで意識も無く、歌えるわけでもない歌の一部分を歌っていたり、父親が聞かせてくれた、お伽話や偉人の話しの名前がフッと出て来て、夫を巻き込んでいる。ついこの間は”荻生徂徠”の名前が出て来たが、はてさて、どんな人物か記憶に無く、夫から教えてもらった。
今日は1人暮らしのお年寄の通院に同行、往復タクシーの中から巣鴨駅から4の日とあって、お地蔵通りいっぱいの人の行列を見た。
病院で、3時間待ち、問診3分、帰りのタクシーは迎車、料金300円が加算され、タクシー通院で往復料金が3000円越え。私もやがて足腰不自由になり、こんな時間を通過する時が来るのだな〜と思う。待合室に溢れる患者に若い人はいない。救急車で搬送されて来た老人が目の前を横切る、血の気が無い。
本郷通りを、
東京六大学ハイクのゼッケンを付けた、若者達のグループが幾組も通過した。早稲田大学が発端とか?
谷中千駄木辺りは下町祭りでもあり、何時もより人の通行が多い。下町祭りの時は、私達も自然と根津の友人達の誘いで谷中、根津に集う、でも今日は無理!!
朝の「デカンショ〜、デカンショ〜でえ〜」と歌ではじまった1日なのにーー疲れた〜。
何時の間にか寝てしまった、気付けば猫が2匹、揃って私の見える位置の椅子でーー私を見てた。言葉が喋れたら、夕食「未だ〜!!」と言いたいんだろうな〜。一番食べる物に執着する三毛が目を細く開けて私の動く様子を見て反応する。