メキシコ2度目?3度目の旅?だったのかも——何故か今とても気に成る樹がある。
1999年が最後なので、もう11年前、一昔になってしまった。メキシコシティから、カンクーン・ウシュマル・メリダ・モンテアルパン・オアハカと回り、同行の夫達と別れてコースアレンジしてもらい延泊、ソチミルコへ———帰国した。
モンテアルパンから、ミトラは此の時は行かなかった?、その辺は覚えていないが、オアハカへに近く、寄ったーーエル・トゥーレの村の大木だけは鮮明に覚えている。
杉とか銀杏とか知っている樹木ではない、何の木かは覚えていないので、所在地の村の名前にしておくが、”トゥーレ”の樹ーー。此のとき既に2000年を越えていると言っていた、その時から既に10年。高さ42メートル、幹の廻りが58メートル、巨大な樹だった。
朝からテレビの前、オリンピックの中継で1日の大半が過ぎてしまう。オリンピックの聖火台の3本柱は実は4つの代表する原住民の柱、1本は壊れてしまって上がらなかった様だ。
ハプニングは付きもだとーーオリンピックでの原住民の事を考えていたら、気まぐれな私の思考が飛んで、先走り、トンチンカンな方向に展開して思い出す。その思い出したのがメキシコのオアハカの事ーーインディオの民族性を感じる所だったと。そして此の大木に至った。
此の樹はどうなったか?雷に撃たれて裂けてしまったか?、2000年以上もの民俗の移り変わりを見て、まだ現存していいる、生の命のある植物なのにかれる事も無く生き続ける———自然界には凄いものが存在している。どうしてももう一度行かなければ!!