武蔵野大地を東西に流れる
千川上水の水路、延々と続くケヤキ並木を国分寺市に向かった。
千川上水公園が終点の様だが、都心駒込六義園には未だに地下貯水槽があり、巣鴨辺りから武蔵野迄、千川が続いているなんて、初めて知る事となった。
国分寺のご自宅で、はるさんが待っていてくれた。
一千坪もの広大な敷地にそれぞれのご家族、はるさんの広い居住空間も太陽に恵まれ、温室のように沢山の植物が根付いていた。
四季は晩秋?いや冬?日本の四季も狂ってしまった、暦の上での24節季、12月は”大雪”というのに。此処は別天地。
クチナシの実が何とも可愛い、花は夏に咲き、今こんな実を付けているなんて新発見。
此処の庭ではおち葉の中で夏の花が満開,落葉の後に残されたぼけの実がぽつんと印象的。
大きく、背が高く伸びたゆずの木には柚が沢山なっている。
此の庭からの産物、はるさん手作りのマーマレードや梅・杏ジャム、ブルーべりージャムは我が家でも、夏の白の家の合宿でも欠かした事がない。この度も、ブルーベリージャムをいただいての帰宅となった。
午後2時から忘年会というのに、昼食は、はるさん手作りの煮物が美味しく、満腹になってしまった。うずらの卵大のクワイは始めて、しかも今年初もの暮れの先がげ、ピンポン球程のクワイより、クワイ其のものの密度の濃さを感じて美味しかった。