あきる野市五日市に行った。目的は友人の家族が眠る山野上のカトリック五日霊園。
電車で11時30分駒込から出発、高田馬場乗り換え・小平乗り換え・拝島乗り換えと何回も乗り換えて、下車した所が武蔵増戸という所。
其処からタクシーで10分程で山に到着。此の山からスカイツリーが見えるという事だったが、晴天でも遠くは霞んでいて見えなかった。滅多に乗らない電車、友人任せの乗り換え、今日は不思議な程人が乗っていない列車ばかりで驚いた。車だと近く感じる場所、列車に乗ると、とんでもなく遠い所に来た感じがする。
乗った列車、乗り降りの時に自分でボタンを押す、手動乗降、パリの地下鉄以来の事。
列車が近代的に成り、変わってしまって、解らないと言う。
同行の友人は都会のワンマンバスのように次の下車駅の名前を聞いた途端、立って入り口のボタンの前に、走行中バスと違う押したら駄目!!と言おうとしたが声が出ない!次の瞬間押したーーー。
思わず身がすくむ!ーー反応がなしにホッとした、慣れない、初めては怖いねと彼女。
秋川で釣りをした事を思い出したり、杉の木や、名前が解らないが、どっちも花粉が煙のようにでそうな木々が周辺に沢山ある。桜の花は此の霊園ではまだ堅い蕾。
千葉方面から俳句の先生のお墓参りと毎年お花見を兼ね、一句詩をと訪れた人達が例年より遅い桜の開花にがっかりして座り込んでいた——それなりに良い句が出来る事でしょう。
高い山から迎車、町に下りた。手打ち饂飩、蕎麦の看板、店先には沢山の石が並んだお店に入った。タクシー運転手さんがお勧めの蕎麦屋さん1軒は休日、下車した一つ先の駅の近句へ着ていた。都心を離れ一寸美味しい空気を吸い、太陽をいっぱい浴び自然の変わり目の時間を楽しんだ1日でした。