紀伊に旅立って間もなく東名高速走行中、雪に覆われた真っ白い富士山を見た。
今週は中央高速からの富士山を見る、さすが日本一の山、存在感大。でも運転中とあって横目でちらりと見て通り過ぎる事が多く、1枚も満足な富士山の写真がない。
連休は合宿、当初の予定では葛窪の恒例の畑作業と石彫をかねて1週間の参加。
ところが私の都合で、長逗留できない。
この度は行きは車、帰りは初めて小淵沢から高速バスに乗り帰宅となった。
行き、我が家から神田橋で高速に入り、小渕沢で高速を下り目的地迄2時間10分、帰り中央高速バスで、小淵沢から新宿西口迄、矢張り2時間10分、全くの渋滞なしの帰宅。
小渕沢バス停から、今迄見た事の無い位置に富士山を見てびっくり。バス停迄送ってくれた画家は早速スケッチ、バスが来る迄に風景画が1枚完成してしまった。
高速バス料金が2450円というのに感動。高速バス、10人程しか乗っていなかった、パーキングエリアで15分程の休憩があった後、途中から駅に止まらずノンストップで新宿についてしまって感動———。運転しない、自走しない中央高速、見え隠れする富士山に感動ーーー高速バスッていいものだと感じた。
甲斐駒も八ヶ岳もまだ雪景色。里に吹く風も冷たいが桜が満開、石彫場の木々にもようやく,新芽が小さなふくらみを持ち始めた。まだ枝だけの落葉樹にアケビの蔓が巻き付いているのがよく見える。
削りかけの私の幾つもの作品、これらに触れるのは夏に成るのかな?制作意欲がなくなって、もう長い時間が経過してしまった。増々やる気満々の同行の画家は、葛窪到着早々石を削り始めた。
2日3日は畑仕事3日の夜はバーベキュー、にぎやかに成るだろう。
5人の昼食が寂しく感じた。
1株残っていたルバーブが沢山の花の蕾を持っていた。今夏の合宿の食卓に、ルバーブジャムと成って乗る楽しみの食材。
石彫場の誰も入る事のない雑木林の中一面に、カンゾウが10〜15センチ程に頭を揃えていた。其の若葉を摘んだ、私にそのカンゾウを教えてくれた東京の友人へのお土産に沢山摘んだ。黒い豆は白の家のメンバーが自分の敷地で育てたもの。殻付きで剥いた分だけ戴いて来た。黒豆なのだがなんか違う名前を言った、くりまめ?定かではない黒い豆。