朝、館長からのTEL、夫と共に美術館に向かった。
開館して27年とは、私にとっては館長との出会いとほぼ同年となる美術館。
熊谷守一展、常設の他に今回個人所蔵の作品が29点も展示されている。
美術館の帰路、
もう何十年も昔の映画で、オートバイのスタントマンをしていた2人の若者と酔っぱらいの弁護士が登場する映画をみた。
その映画の中で,ハンドルが高い位置に付いていて、まるでバンザイをしている様なオートバイを見た。映画の題名が?イージーライダーといったか?此のオートバイの名前だったのか?ーーーそんなオートバイが目の前を走っていた。
信号で3台のオートバイが少しずつ、ずれて並んだ、3台3用、それぞれに目がいく。
息子が夢中になったのは黄色いドカと青いドカ、一番先に買った黄色のドカは古い年式の自分の誕生年のドカだった。
故障しては直し、それを幾度も繰り返し、我が家の玄関はオイル臭い修理場と化した、そのうちオートバイを組み立てる迄に夢中になって今、足の踏み場もない。
信号が変わり一斉にスタート、オートバイは車の間をすり抜けてすぐ見えなくなった。
息子が何故オートバイに興味を持ったのかは解らないが両手がバンザイの形のオートバイを選択したら突発的な時に危機感がある様な気がするからドカで良かったと思ってしまった。