豚の話題とチーズの話題
スペインの旅では、イベリコ豚を知らなかった人がいた。
イリコ豚.二ギリコブタの変名で爆笑してしまったが、イベリア半島中央部から南部スペインポルトガルにかけて産する豚の品種、ドングリ・オーク・コルク樫の天然飼料を食べさせる、森に放牧、天然飼育されている黒い豚。
世界で最も美味しいと言われる生ハムはエストレマドーラ地方のイベリコ豚とのこと。其処迄は知らなかったが、とにかくスペインの旅では生ハムが美味しかった。
ホテルのレストランには何種類ものイベリコ豚のパテがあった、パテは苦手な部類。
イベリコ豚テリーヌも純の物ではなく、イベリコ豚パテの中に鶏レバーが交ぜて蒸し焼きにされていると思う程、鶏の香が強いのがある。
チーズはおいしかった。チーズの好きな私、ボーイさんが此れは山羊・此れは羊と教えてくれて4種類のチーズをお皿に取った、内1種類のチーズが美味しくて、再度此れは何のチーズか?と質問、山羊と言ったけれど山羊のチーズにしては酸味が少なく、酸味の質が他のと違う、山羊でも片方は白い山羊、私が気に入った方は黒い山羊と答えた。イベリコ豚ではないのに黒い山羊のチーズも美味しいなんて。
今回の旅、皆と町に散歩に行くことも出来ず、お店をのぞくなども水さえも買えず夫に依頼、一寸残念なことになった。でもモンセラートで思いがけずチャンすがきた。チーズが並んでいる、白山羊,黒山羊や羊がそれぞれ種類別に置かれていた、味見もさせてくれて、迷わず黒山羊のチーズを買うことが出来た。