偶然89才という、年齢が同じ2人の訃報。
その1人は信州から上京して編物学校で知りあった、私の東京での最初の友人のお姉さん。
50年ぶりに彼女と88歳になっていたお姉さんと対面したのが平成23年の秋の事。
東京大学の前でお姉さんは1人でお茶屋さんを営み、とてもとてもお元気だった。
今日、白樺、養源寺さんの会報と共に手紙が届いて、お姉さんの他界を知る事となる。
私にとっても夫にとっても偶然ながらそのお茶屋さんはとても深い縁でつながっている。
最近になってお姉さんのお店のシャッーが下りていた、私が何時も通過する日が木曜日と決まっていたので、その日は定休日なのだと思い込んでいたのだがーーー今日の知らせ、訃報にはただただ驚き、お姉さんの笑顔が浮かんだり、お買い物に行く姿がよぎる。
駒込吉祥寺の鐘突き堂、今年になって2度目に立寄るチャンスがきた。
桜の蕾は堅いが気持ち膨らんで来たのかな?。銀杏の若芽はまだまだ膨らむ気配無し、乳根がやたらに目につく、乳根って雄雌どちらにも出来るという、何で乳根というのだろう?。
吉祥寺本堂の屋根と経蔵の青銅の色が四季の風景の中で常に新鮮に見える。