ホテル2泊、朝夕ゆっくりの食事は結構ゆとりがあって嬉しい。
季節的に地理的にも恵まれたトルコの食材は豊富で、魚介類、野菜、フルーツ、肉は勿論,乳製品等調理もバラエティーに富んでいて美味しい。
パンやスープも最高、オリーブオイルとレモンの酸味の効いたドレッシング,時にピリ!!とくる辛み、細かく刻んだ激辛の唐辛子が色彩も豊かな食材の中にあっても、赤青はっきり、その存在が見えているのに。突然びっくり、だが不思議と抵抗なく他の食材との調和がいい。
一瞬、タイを思わせるフルーツや野菜のカービングが彼方此方に添えられていた。此れ等を準備する厨房のシェフ達を思い描いたりして!。
今回の旅で400人から500人の観光客を迎えていたホテルへの宿泊もあった。世界各国からの旅人の味覚を満たす調理人の日々、量とか?質とか?ーー想像もつかない大昔からの職場の存在。
写真の様な蜂蜜を入れた容器が何か所かのホテルで目につく,ハンドルが付いていて、其れを上下すると適量の液体ミツが落ちて来る。元来蜂蜜は好まないが今回は、珍しく液体蜂蜜でない蜂の巣入りの塊を何度か味わった。以前の旅で聴いた、アナトリアトルコの有機性蜂蜜の事を思い出した。蜂蜜はエジプトでもギリシャでも美味しかった,大体ギリシャ神話に養蜂の神様の存在があったのだから,
水や飲み物の全てに支払が生じるが、パンはお替わりをしてもどんなに食べてもただ。
水道の水は日本とは違い飲めない.蛇口の横に、飲んではいけないマーク付き、だが湧かせば大丈夫飲んでしまう人あり、真っ白な浴槽にお湯を張ると黄色く混濁している。
そんなのを見るとコーヒーもチャイーも何だか飲むのにちゅうちょする。そしてトルコのチャイー,写真の大振りのタンクに2つの注ぎ口があって、右からコーヒーかと思う程濃い紅茶が出る,其れを左側のさ湯で紅茶を薄めなければならず、思う紅茶の味に慣れるのに幾日もかかってしまった。
コーヒーを好む人はどうだったのか?
今考えたら飲み物、皆有料、透明な琥珀色の美味しいチャイを注文すればいい事だったのだと笑える。ティー・チャ・チャイお茶の事だが発する言葉「チ」・「チャイー」が耳に残る。