交差点で信号待ちをしていた。
私の足もとに小さな男の子がかがみ込んで,自分の片方の足を私の脚の側に寄せる,見れば5才程の男の子の履いてるサンダルと私のサンダルが同じメタルダーカラーのジュニア向けサンダル。
「同じ!——ママ同じ!!」と男の子の大きな声。旅の前サイズの小さいのがなくてジュニアの靴売り場で買った。23センチ、サイズを買って帰ったがそれでも大きくて22センチに取り替えてもらった。知らなかったが今すごい人気の「メタルダー」のレッド・シルバー・ブルー。足下から視線が私の顔に、びっくり顔で見上げる子供に「同じね!!」の言葉がやっとだった。
日本の大疑問α−という番組に医師であり作家でもある鎌田實さん登場。何冊もの著書があるがまだ「いいかげんがいい」「空気は読まない」と2冊しか読んでない。
空気は伝染する、じわじわ広がって気分を停滞させ、景気迄左右する、空気は淀ませず、かき回す、空気に流されず新しい空気を作りだせ、といった文章が浮かんで来る。頑張る主義も一寸視点を変えいい加減がいいといったエッセイがすんなりと心の中に入り込んで残っている。
今日の番組では長寿県になった長野県の食生活改善推進員によるへルスボランティアの実践ですっかり改善された結果を伝えるものだった。
具沢山の味噌スープ、野菜沢山の炊き込み御飯、トマトの寒天流しが献立され、調理場面では塩分濃度を測定する計器がつかわれていた。塩分濃度を測る計器があるなんて知らなかった、私も塩分調整が出来る迄はあの測定計が欲しいなと思った。