ある程度、衛生環境が良かった院内の生活から帰宅して2週間経過。
2週間といったら、雑菌を体内に取り入れたら、潜伏期から発症をみる時期かも?と思っていたら、案の定、此処数日、体調に異変。昨夜は寝汗、多量な発汗で明け方には再度パジャマの着がえ。心持ち一寸すっきりの寝起きとなった。
事務所泊となった夫から定時のモーニングコール、夫は風邪を引いてない、と言うが完璧に風邪声。同じ風邪菌かと思うよ?
体調が崩れると、幾つも幾つも夢を見る、夢ってまるでつじつまが合わなくて、その内容を覚えていない。印象として不調の時、猛獣や嫌いな動物に追われる!高い所から落ちる!走っても走っても前に進まない!怖い夢。時にハッピーな夢はカラーつきだったりして。
今朝は結びつくはずのない人が揃っていて、その渦に自分が居て、身動き出来ない、挟まれ熱さを感じる?長い長い束縛の中にいた気がするのに、気付けば一瞬に消え去る。
ぐっしょりの汗だけが現実。
信州行きでの出来ごと、林の中に一寸入り込んで転倒した、夢でないのに夢の様なーー?。
今回ばかりは絶対転んでは駄目な状態にあったのに、足元はアスファルトではなく、柔らかい土や、草、落ち葉の絨毯、すれ違う人もない大自然、気が緩んだのかも。
林はなだらかだが山の傾斜、何かに足がからまって身体が傾く、膝はつけないと瞬時頭をかすめ、気が付いたら仰向け状態に転んでた。
枝の隙間から青空を見ながら固まった状態で、次々にここ数年の出来ごとが思い浮かんだ。
廻りに誰も居ない孤独状態で死をむかえた人の事。夢とは全く違う現実の死をむかえた人の気持ちが想像され、押し寄せて来て怖い!!孤独死した友人が何を考えていたか?、お風呂の中で死んでしまった叔母、山で遭難し仮死状態の生身に虫がわく、それをピンセットで取り除いた義妹の話。
今まるで自分が動けず気付いてもらえない錯覚。
長い時間が過ぎて、首にぶらさげた携帯に手が触れる、もしや電池切れだったらどうしよう?と電池確認。やっと自分の状態が把握出来るに至ってーーー。
落ち葉に埋もれて仰向け、もしかして?此の落ち葉の中に嫌いな蛇や虫がいるかもーー恐怖感。
あわてて上体を起こす、飛び起きる、痛い所はなかった。
それは長い時間の経過と思ったけれど夢と同様、頭の中を駆け巡ったのは、ほんの瞬時。
夢と違うのは瞬間だったかもしれないが駆け巡った事が消えていない、心に残る出来ごと。
交通事故も、術後の災難も緊張が解けた時に降り掛かって来るもの。
今朝の思い出せない夢の事からーーー転倒してしまった話になった。
転んだら駄目!信州行きはとんでもない!と注意してくれた友人達の顔が浮かんで来る。
平穏に側に寝ていた三毛がムックと立ち上がった、猫も夢をみた??と笑った途端、隣りの部屋に走った。
間もなく聞いた事もないかん高い泣き声ーーービックリ、我が家の猫がこんなに凄い声えがでるなんて、外に見た事もない猫が来ていた。滅多に猫を見る事のなくなった地域。