夫は滋賀県に出発、続いて午前11時、一夜明けて、帰国の一家は長野に向けて出発。
泣き笑いの嵐から、元の静けさに戻ってしまった。
皆が出掛けて間もなく「警視庁、俺・俺詐欺係です!」という電話、今回2度目、一瞬、警視庁が全国民、個々の電話に、こんな注意を呼びかけるのかな?と?頭をよぎる。
とっさに口を突いて出た言葉「一寸今、来客中です!!」だった「ただいま11時に、俺・俺詐欺があり注意を呼びかけています!気をつけて下さい!」と速口で電話の人。
「有り難うございます!!」と電話を切ったがおかしい?という思いがあって、104で警視庁の電話番号を訪ね、電話で問い合わせとなった。
警視庁の答えは
行なっておりますという事だった。
疑ってごめんなさいと誤ったが中には「あんたこそ俺・俺詐欺でしょう!」と言って電話を切る人も居るとの答え。今度は夕刻、丁度息子が自宅に居る時、電話がかかる「ばあちゃん、ばあちゃん、ひろです、俺が解る?」という電話、ひろという名の子供も、孫も居ないのに変な電話という私の言葉に反応した息子、即、電話の着信記録に残る番号をメモした。
私は騙されないという人ほど危ないと息子の注意あり。
孫達の帰宅迄寂しくなった、ぼんやり昔を思った。
両親は長男.長女ではなく、実家への訪問は常に客人、およばれ組だった。
みんなが集う、誕生日や記念日,盆・暮、には佐久の母方の実家へ集合。
遥か昔、あの時代、いけすには沢山の鯉がいたり、大勢の食材に不自由はなかった。
中庭には、従兄弟・従姉妹だけでも30人が鈴なりの写真がある。そこに親達が並んだらどんなだったか?古き良き時代の思い出。当時は考えてもみなかった、長男に嫁いだお嫁さんは大変だったのではと今、自身の子供や孫が増えて初めて思う。
夫は長男、両親が他界してから、我家でのお餅つきはなくなり、私の役目は軽減、手抜主婦となり、最近では、新年の集いは全員ホテルで食事会で終る。
だが友人の中には最近病気がちの母親の見舞いで義弟・義姉の家族が集合、大勢での食事の時間が増えた、義理の兄弟からの計らいで
ザイグルという調理器具がプレゼントされた。
とても重宝しているから、買いなさいの進め。
昨夜は友人に勧められた
ザイグル、グリルの初使用となる。