角館の名残惜しい程の紅葉、落ちそうな程、低くなった太陽に見送られてホテルへ。
夕暮れ時、田んぼの中の1軒屋と言う「こわくびホテル」への到着。
前もって、座敷、ベッドはない、畳の和風のホテル、
こわくびの説明のおかげで、ゲゲゲの鬼太郎の世界迄イメージを広げてしまって、常の事ながらとんでもなく極端な発送をする人だと笑われる。こわくびは
強首と書く。
番組は見なかったがテレビで紹介されたホテルで140畳の宴会場、仮想用、余興用、思い出の記念写真用,等々の衣装が勢揃いしていてオーナーが記念撮影をしてくれる。2棟、600坪と300坪の多目的屋内コートが有る.2メートルもの背丈の高いすすきに囲まれたがすすき原の真ん中にある様なホテルだった。
夜、友人と2人の入浴後、アイスクリームのサービスがあった。アイスクリームにブランデーではなく、日本酒、達磨正宗の古酒と聞いて驚き。可愛いお土産になった。
翌朝、昨夜とは別のお部屋で朝食となる。特別な卵で、卵掛け御飯がお勧めとの事、御飯みそ汁、卵もいくつでも、おかわり可能、生卵の苦手な人はハムなどと共に目玉焼きも自分で出来る朝食となった。
此の界隈は、次女が白鳥や、丹頂鶴を観に来た地域。弓形をした乙越沼ではブラックバスガ釣れ、白鳥が飛来する沼と聞いていた。出発の朝、その沼がすぐ近くという事で、バスのドライバーさんに一寸寄ってもらいたいな〜と思ってたら、バスでは入れない道だからと、ホテルのご主人が、車で連れて行ってくれた。
乙越沼は渡り鳥達のねぐら、早朝に餌を求めて此処から他へ飛びたって行くという、既に白鳥の姿はなかった。
個人的な好奇心に、車迄出して、乙越沼迄連れて行って下さった、ホテルのご主人の気持ちが嬉しかった。
雪のこわくびホテル、積雪期でも、土の多目的コートがあるし、オーストラりアから帰国しては、北海道、長野県と雪国へでかける、今度は孫達と此のホテルに来るチャンスをつくりたいと思った。