イサム・ノグチ庭園美術館、四国村見学の後丸亀に向かう。
4/23日・春の旅・2泊3日・12時、高松駅改札口集合・此処から年中旅行<春の小さな旅>の始まり、共に行動する8人が揃った。
羽田から航空機利用の人、広島から1人、東京から参加広島1泊で来る人、大阪途中下車1日早く高松入りした私達、解散後、岡山泊の人、京都泊の人と思い思いの予定で集合となった。
流政之作品・高松駅コンコースのある赤と黒のモニュメント「だいてんまい」。
夫婦の間に子供が抱っこされているモチーフ、「だいてんまえ」とは「抱きしめて」の意味との事。
あらかじめ往復はがきでの見学手続きを済ませてあったイサム・ノグチ庭園美術館へと向かった。高松駅から庭園迄は車で、約30分程の所。
新緑の庭園内見学、過去に手にした何冊もの本、テレビやスライドで観た幾つもの作品が静けさの中に佇んでいる、音も無く動的なものを目にする事も無い、石に触れる事も無い。
春まだ浅い「ホーホケキョ・ケキョケキョケキョ」と上手に鳴けない鶯の声を聞きながら、石を刻み、粉だらけになって作品を制作する、八ヶ岳の石帳場の仲間達を思った。
石積みの塀の中、イサム・ノグチが配置したまま、戻る事がなかったという石の彫刻庭園。
当然ながら、一切の写真撮影も許可されていない、限られた庭園美術館の写真。
イサム・ノグチ庭園の小高い丘から源平屋島の合戦の屋島が見えると聞いた、丘に登って見て初めて、屋島が島でない事を知る。庭園の一部に立っていて、そこから屋島の撮影も出来なかった。
四国の状況から屋島は海に浮かんだ一島と思い込こんでいた、現場に立って、ガイドさんに「屋島はどの辺りに浮かんでいるのですか?」と質問、屋島は島ではないのですよ、目の前前方に見える地続きの山を示して「あれが屋島です!」の説明にビックリしてしまった。