海に浮かんだ島ではなかった屋島、四国民家博物館へ。
移築された民家群、四国4県から33棟の古い民家、内8県が重要文化財、当時のままの姿で復元され貴重な民具も保存され民家博物館となっている。
入口から間もない所に吊り橋が架かっている。
実は此の吊り橋も民家同様復元の吊り橋、徳島県の祖谷に本物の「祖谷かずら橋」が存在する。本物の橋は渓谷に架かる橋で下を流れるのは吉野川とのこと。香川県の民家博物館への入り口に架かる橋も、復元なのだから、当然「祖谷かずら橋」というが、吊り橋は民家博物館迄の大きな池に架かる橋であって川に架かる橋ではなかったなんて。
以前四国の旅で大歩危川、渓谷下りの船を上から見下ろした事があった。大歩危渓谷が愛媛県だった事すら記憶が無く、其の上流か?下流の渓谷の祖谷渓谷に存在する、香川県ではない徳島県祖谷が本物のかずら橋と知る。民家博物館に問い合わせてみて知る↓2枚が徳島県祖谷の本物のかずら橋。
皆が渡れるのだから私に出来ない事は無いと、危なげな吊り橋を一番後ろから踏み込んだが、渡り終えてからの足の震えが暫く止まらなかった。
こいのぼりの泳ぐ姿に元気をもらう、12年・15年に1回の四国金比羅歌舞も今や年中公演となって四国に訪れる人が増えた、此処にも農村歌舞伎の舞台が。こいのぼりが会場のにぎわい。
民家博物館の写真は膨大になった、丸亀藩御用蔵、漁師の家、砂糖〆小屋、私の興味の域、
モロッコでロバがオリーブの実を円を描きながら絞る姿を思い出した。
ミニのかずら橋を渡って震えていた足も、玉藻公園内で、捻挫した右足首の痛みも忘れて歩いた。