帰省ラッシュの今日、幸いにして予約が取れた講習会場へ。
晴天続きだった今朝に限り小雨、炎天下の外出・高湿度、苦手な私にはラッキーとも言える天候。
一人で地下鉄に乗るのは、昨年加須へ行ったのが最後。
北千住方面に乗ればいいのだが、例に寄って前夜から大騒ぎ、息子が今朝、届けてくれたPASMOカードで金町駅迄の往復切符を買わずにスルー。金町駅の出口は1カ所、出たら左へ徒歩3分---簡単!。
初めての所は遠く感じる、今回も迷い時間を考慮したため50分も早い到着となった。
金町教習所、高齢者講習会は午前中のみ、たったの6名、男性5人に女性は私だけ。
高齢ともなると反射神経、行動、心身の機能低下も自覚する所だが、正直、未だ自身では大丈夫と言った過信が有った。
ところが、講習の教官の歯に衣着せぬ、加齢・老人・鈍い・判断ミス・認知・視覚聴覚機能低下と容赦ない耳障りな言葉にしっかりと自覚を促され、素直に納得しての帰宅となった。
高齢者の高速道逆走、アクセルとブレーキの踏み間違えの事故確率も高い、実際、身近に聴覚を失って運転している人の危険性を恐い程感じている現実が有る。
加齢、機能低下を否定出来ないが、記憶力も・判断力もまるで人より劣る自分に、もしかしたら意地が働いたのか?講習後の採点結果通知書が渡された時。
「しばらくぶりで金町教習所の講習予備検査(認知機能検査)テストで、100点満点を取った人がいます」と名前を呼ばれてびっくりしてしまった。
金町教習所、私の講習終了時間帯には、私達6人だった教室が30人程の若者達で満席になっていた。
自身の運転が危ういのに、枯れ葉マークを幾つ付けても駄目、今回初めて知った蝶のマーク、老人にそして聴覚障害者への配慮が窺えるマークだが、運転していて事故を起こせば、本人責任に他ならない事を改めて意識下に。
ビルの上階にある教習所は私にとって初めて、都内でも数少ない珍しい教習所の様だ。何だか此処が凄く気に入った、3年後の高齢者講習を受ける可能性は?定かではないが、ここに来たい。
雨は上がった、金町駅ホームより。