都会から信州に向った帰省者が上り車線を走る未だどちらも渋滞なし。
今回の旅の始まり、お墓参りから。
早朝、関越道に向う、夫同行だと都内を赤坂へ行くコース撮りも私とは違う。
疲れる迄は私の運転、載せられたら車酔いする私の何時ものパターン。
「関越道、扇橋外環利用ですよ!」にスタート時の向きが変わると何だか東北方面、信州に向う気がしない。
佐久インターを出て、平尾山守芳院、菩提寺に向う、夫の父親の先祖が眠る。
大昔、天文元年(1532)開山の古いお寺。夫の両親はこの守芳院の先・先代か?もっと前に既に戒名を戴いていた。私が知っているのは先代のご住職さん、お盆になると我家に来て先祖の供養をしてくれた。今から半世紀もの昔の事になるが其の菩提寺へ.明治生まれの夫の母はオートバイに乗せてもらって行った。
思い返せば昭和37年の夏。
私の長女が佐久の中込に避暑に行っていた1ヶ月の間、同行していた母は生まれて初めてと言う大冒険をしたのだ。中込の街から守芳院迄の道のり、道路状況も定かではなかっただろうと、車を走らせながら、オートバイの後ろに乗って走り去るお姑さんの姿を思い出してしまった。
参道は杉の巨木が舘ならぶ、1対の杉に
禅生の杉の文字(右近の公孫樹)登れば、六地蔵尊が。
駐車場から禅生の杉の階段、最初の門前、苔むした阿吽の狛犬が迎えてくれるーーー階段。
本堂に向う階段が又目前に。
渡り廊下・薬師堂・鐘楼
お地蔵さん、水子地蔵尊
下田歌子の顕彰碑
インドの仏教僧ダルマ大師の象が蓮池に
里山に点在しているお墓参り。お盆のおくりびとがお墓に次々と訪れる。