佐久インターから再び高速で上田に向う。
大法寺三重塔行、別所温泉、沓掛温泉、田沢温泉等々懐かしい温泉地が点在する。
長野県では別所温泉と内村温泉郷の中間地点の安楽寺にもう1つ八角三重の塔が存在している、今回は青木村、筑北村、安曇野、小淵沢へとコースをとる。
ちなみに、全国の国宝三重塔は13塔あって、奈良県には5塔、京都、広島県、兵庫県、福井にそれぞれ一塔づつ、滋賀県と長野県には2塔づつ指定されている。
まるで、雷に打たれたのかと思う様な百日紅の古木、都内も、信州も今年は満開の百日紅の木を目にする。
県内北信・中信・南信迄の県内、父親の転勤に伴って在住した事が有るが子供の頃の事、中途半端に知る地であって、色々興味を持たなかったら、改めての訪問の旅はなく、知らないままで生涯を終えるのだなと思う旅。
特に短期間だった安曇野での生活、家の前を川が流れていて、
矢原せんぎといい、犀川から取水、親から危険だからと、近付く事を禁止されていた川(堰着)があった。
今回、夫により安曇野の田畑を潤す
堰の事を初めて知らされた。松本平に流れる奈良井川から南安曇への灌漑用水路が江戸時代からあった事を知らされた。
天然記念木の榧の木、三重塔を木津付けない様に剪定されている、まるで榧の木が胸を張って、塔と丈比べをしているかの様に見える。気付けば、私も腰をのばし後ろにそって見上げる姿勢。