適度の雨は、炎天下、暑さ嫌いには恵みの雨。
1日中降り込まれてはたまらないが、旅さなかの雨は私の様な気まぐれ人間に似たり。
雨に乗じて旅の行程変更、2度3度、自然現象の成り行きのお陰で夫の足を引っ張る事なく、無理を言わずに、予定が前後する場面多々有り。
今回は長野県内、見学地にあわせ、その都度ホテル予約を変える予定だったのに、2連泊の予約を取り付けた安曇野での時間は大きなゆとりとなった。
穂高・松川、昔、鼠穴なんて呼んだ地域・有明、豊科と居住していたのに、私にとっては2年にも満たない期間で当時深く知る事などなかった地域。その後も幾度となく来てはいるのだが夫の親戚に泊まり,1〜2日で東京へと帰る旅人。
来る都度、安曇野、再認識・再発見の旅となる。
新しくなった安曇野市役所、通り過ぎた瞬間に見た感じ。
夫に言ったら顰蹙をかうと思って言えなかったが、線路上を走る長い貨物列車に積まれたコンテナガが目に浮かぶ。建物の屋上にコンテナが乗っている様に見えたのだーーー色彩の感覚的なものか?コンテナのイメージはどうやら私だけが思った事ではないようだ。
豊科近代美術館、建物の北のテラス、西のテラスへと出る事が出来、北アルプスや美ヶ原を望む事が出来る最高の立地条件。当日、1日で4〜5回も此処を通り、役所にも来たのだが残念だったのは山が見えなかった。高田博厚 彫刻・宮予芳平 絵画が常設されている。
完璧すぎる作品の魅力って???、見る人間の我が侭かクレーマーみたいな私、展示方法が変わったらどうか??とーーーふと思う。
町中に楽しいモニュメントを見る様になった、安曇野も芸術家達が集い、小淵沢から何度となく美術館に訪れた。此れは誰の作品だったのか?
夫が、ホテルから消えた。
一緒に日の出を待っていたのだが「一寸外へ!」と出掛けた。
1時間経過しても帰ってこない、日は昇りピンク色だった雲が消えた。
有明山がしっかりと姿を現した快晴の朝。
屋上にでも出たのかと思ったが屋上には出られない---ホテルに帰れなくなったのか?方向感覚は完璧な人だったが最近は怪しい、もしやまいご?。
以下の写真は夫、山や川、堰.自然に魅せられ徘徊(笑)中の写真。