銀花荘、建て物は益田造り旧千田家萩田邸。
岐阜県には幾たびも行く、中津川付知まで、飛騨高山まで止まりで通過すらした事がない。
白川郷・五箇山の観光も八尾も砺波も何度か行くのに本当に下呂は遠かった。
下呂は温泉を目的の人が行く所と決め込んでいた。白川郷・五箇山から移築した国の文化財や史跡、天然記念物、他彫刻や史跡等々400を越える市、指定文化財がある。
何度目かの付け地行きの時、下呂にはシダレグリの100年を超える老木があると聞いた。
付知も栗の産地だが、下呂では天然記念物に指定された、普通の栗の木が突然変異した栗が存在する。
栗の木って安曇野の夫の母の実家にも巨大な栗の木があったが、下呂のシダレグリの木は高さ3.3メートル幹は1.8メートルとの事、安曇野の夫の母の実家にも巨大な栗の木があり、幹もそれくらいあった気がするが、枝垂れてはいなかったな~と興味をもったりして、こんな早く下呂地区に旅ができるとは思っていなかった。
此の日の銀花荘、国登録有形文化財と聞くが、一軒家どの部屋も骨董品で溢れている。
その展示物の隙間いっぱいが人で埋まって、室内に楽器が並びライブが行われていたのだ。
広い土間から人で溢れた一階は演奏中でもあり、見て、歩く事などできず2階へ上がる、信じられない事の連続、傾斜が直立に近いほどない階段をやっと登った2階、上がて一瞬足が止まってしまった。