元気を取り戻したら、信州へ一走りと考えていた。
信州穂高の、夫の叔母や従兄弟の居住地には大王わさび農場がある。
一寸車を走らせると早春賦の歌碑、有明山が一望、何度も行く場所だが、この写真はもう10年も昔の事になる、四季折々、大規模な大王わさび農場の風景を楽しみ、安曇野での買い物を楽しんだ。
地域では醤油の実と言って、黒豆の麹をよく買い求めた、山葵、わさび漬けも勿論だが、のりわさび・わさびのりが夫の好物。
最近ではきざみわさびが気に入って、旅の帰りの買ったわさびが無くなって、ちょっと寂しげな夫。
ネット注文を考えたり、親戚に頼もうかと考えたり、買いに行こうと考えたり。
旅に出たい私、安曇野まで夫を買いに行こうと誘った。「春になったらね!」という夫、春って何時?3月だというーーー待つのか!!
ところがなんと家から何分もしないお店に、刻んだわさび、小さい100グラム入りをみつけた。
少ないけれど安曇野産、そこに偶然か?並んでいたもずくのり(もずくに岩のり入り)合わせればわさびのりになるではないかと、迷わず買うーーー間に合ってしまった、安曇野行きは、遠くなるかな???。
同じくきざみわさびが信州に行かないと買えないと思っていた友人に知らせる。
菜の花を3箇所に分ける。
これっぽっちの菜の花で置いた部屋が花の香りでいっぱい、昨年の今頃は長い入院から解放されたばかり。思えばここ数年は病院から縁が切れなかった、此れからも降下の一途、頭上に後退を遅らせる様なエネルギーを受ける器があったらいいなーーーカッパ?ーーー架空の動物?
妹とお腹が痛くなるほど、こんなたわいも無い長電話で笑った。
友人から、洋裁の型紙が出来上がりと知らせが来ているのに、外気に触れることのない1日となった。
珍しい光景、一番新参者の三毛猫が、夫の外出と同時に陣取って横たわる、目ざとく反応した、先輩猫のあぐりがその場所を強引にどかそうとするが、頑として譲らずあぐりの負け、落ちそうになっても諦めず我慢の寝たふり。間もなくあぐりを落としてしまった。