快晴の朝、手直し手が加えられた石彫がほぼ完成を見、東京へ発つ。
信州の小正月、思っても居なかった、どんど焼きに出会えそのタイミングが嬉しかった。
夕焼けの富士山を遠望、遮る雲もない夜空を仰いで星を眺め、夜食は先生が作ってくれた鍋料理を味わった。
鍋には加賀の丸いもをすりおろし、ふわふわの団子鍋、野菜、お豆腐、鶏団子入り。
特に暮れから新年にかけて我が家に欠かせないとろろ芋、昨年は様々な面で石川県に縁があったが、開けた新年のどんど焼きの日、信州の小正月に当たる夜に加賀名物の丸芋の鍋を味わえるなんて。
ラッキーな小正月が開けた朝、これまた素晴らしい快晴。
富士山が染まってる、目の前の甲斐駒ケ岳も赤く染まった、素晴らしい自然、思わず外に出る、気温はかなり低い、池が真っ白に凍っている、池の中のメダカやカエルが案じられる、蛙は冬眠?メダカは?
あの御嶽山の噴火の時、黒雲が広がった空に月が浮かんでいた。
白の家の戸締りが終わり出発間間際、榧さんの、車のキーと家の鍵が見当たらず諦め出発体制、駐車場から戻ってきた山本先生と別れたが、記憶が蘇り、もしかしたら掛け布団の上に置いたと言う、戸締した家に戻り、たたんだ布団改め、掛け布団の中から鍵が出てきたーーーちょっと時間のロス、鍵が見つかってよかった。
工事渋滞が数カ所あったもののスイスイ、甲府市・勝沼、釈迦堂で休憩。
釈迦堂到着時、遺跡博物館何度も行っているけれど立ち寄りたいと言う。しかし、上り車線からは反対側下り車線まで歩かなければならない、現状歩行は無理、次回の石彫の時に行くことにした。
甲府市、釈迦堂からの眺めーーー葡萄棚の向こうに開ける甲府盆地。
朝の時間のロスで渋滞がなかった割には次、海老名での休憩時、既に気付けば12時30分と成っていた。時間を確認した榧さん、逗子までの到着も間もない距離、豪華なおかずサラダを買い車の中で食べる事となった。東京からの出発時、持参したと言うご飯があるから此れでといただいた。
帰路まで冷蔵庫内だったご飯、まだ凍ったままの状態、パラパラに凍ったご飯に笑った。流石、山で鍛えた環境か? ビクともしない。