桜の蕾も膨らみ始め、上野は間も無く人の過密地域となる。
上野の剪定され、枝のないこぶ・こぶのプラタナスの幹がいつもと変わらず目を引く。
続いて、目に飛び込む寛永寺輪王殿のイチョウウの幹のたくましさ、細い枝が伸びて花が咲いたよう、此処の前を通る度、50歳で他界した従兄弟の社葬が眼に浮かぶ、毎年、毎年、5月が巡ってくる度、数えること今年で23回となる。
月日の経つのは恐ろしく速いーーー歳が近く大好きな従兄弟を思う時。
巣鴨の地蔵通り、ときわ食堂で昼食。
アマダイの唐揚げが、おすすめの日だった、中くらいのアマダイ一尾、人目もはばからず、カリカリと頭も、尾も平らげた。
満席の周囲のテーブルはこのお店人気の、エビ天・カツフライ・ブリの唐揚げと食べ易い御膳が多く、丸ごと一尾開きのアマダイ唐揚げはボリューム感いっぱい。
此れでトゲトゲ、カサゴの尖った唐揚げが泳いでいる様に盛りつけられてたのでは一寸、気を使う食事となるがーーー。
我が家では調理しない魚丸ごとの唐揚げの魅力、珍しく写真を撮り忘れて爆笑。
友人達3人と通った巣鴨養和スイミングスクール、この時期はイチョウの木と垣根の真っ赤なアカメの新芽が綺麗だった、イチョウの木もボリュームを増してたくましくなった様だ。
都会のベランダ菜園も花一杯となった。
ビルの眼下にお寺の工事のクレーン車が作業中、お墓も様変わり、墓石の立ち並ぶ空間は徐々に姿を消し、目の前に広がった沢山のお寺も、ビル群の谷間にローションが遮られ、そのお寺のお墓そのものが次々とビル化する。
此処に腰を据えたら1日がアッ!と言う間に過ぎてしまう。
此のベランダに友人はジャガイモの種を植えた。
2個の種芋を育てる様にと植え方を教えてもらった。砂袋をたててそのなかにうえるのだ。最初は砂を浅く、芽吹いたら徐々に砂を足して行くことという。
ベランダ菜園の養分は此れでと、以前教えてもらった液体を買うこと。
そして以前もう1人の友人と3人お揃いで買った噴霧器で植物達にふんむする。
今年は私も沢山の野菜に挑戦、彼女のおかげでたのしくなった。