午前8時、石彫場に一刻も早く行きたい画家。
此の日は なんとかイマジナシオンの池で睡蓮のスケッチで時間調整。
睡蓮の葉に大小2匹のカエルが目に止まる、最高の睡蓮とのコラボレーション。
はやる、石彫場に向かう気持ちが止まり、9時過ぎに色つけが始まった。
数日後、此の大きな方のカエルは いまじなしおんの敷地内に住む、オレンジに黒い模様のヤマカガシらしい蛇に飲み込まれる。
その瞬間を目撃した合宿の仲間談、
カエルは池の中を泳いできた蛇に、一瞬のうちに後からパクッと捕らえられた。
カエルをくわえた蛇は鎌首を持ち上げたまま池を泳ぎ消えた、消える寸前には蛇の口からカエルの足の一部(手)が見えただけと。
暑さのために小さな池は水温も上がり、カエルの数が少ないと聞いていた。
きっと、産卵し孵化、オタマジャクシの生命も脅かされカエルにと成長を遂げた数も少なかったのだろう、その上になお ヤマカガシのような天敵の存在が有っては自然淘汰され絶滅状態になってしまう。
メダカの数は増えているようだが、無人のいまじなしおんの 池にはサギの飛来もあって、目立つ金魚は餌食になったようだ。
大きなカブトムシ 羽が閉じられない からの死骸。
死んでも光ってる昆虫、背中の小盾板でコガネムシとわかる。
昆虫の死骸はいずれも、カラカラに乾燥フーと吹けば飛んでしまう物体。
石彫場の休憩時間に皆の前に突然現れたかぶとむし。
目まぐるしく動き回る、黒ずんで見える体に太陽が当ると真っ赤にみえる。
只の「物」となった昆虫には触れられるのに、生きてる昆虫は驚異。
石彫場界隈 何本かのオニグルミの木がある。
調理には貴重な効果な食材だが殻を割り、実を取り出すのは容易ではない。我が家でもオニグルミの割る専用の道具はカシグルミ用とは別、綺麗に割れたクルミの殻があちこちに散乱、これは くちばしの鋭い鳥か?猿の仕業か?リスか?。
此処ではキジの姿は見ているが、噂の猿、鹿の姿はまだ目撃していない。