東京の銀杏並木、椿山荘あたりは見事な黄金色。
先週は、神宮外苑のいちょう並木、尖ったてっぺんから落葉、いつもながらの光景見頃だった。剪定されて形づけられた並木か、銀杏のなる木は1本もないのかなど、繰り返しの会話、落ち葉の絨毯の感触が懐かしい。
12/9 皇居乾通りの一般公開も今日までとあって、人出の多い都内、石彫年中行事の忘年会に柴又へと向かった。
池袋美術館より4人でスタート、カーナビに訪問先の電話番セット。
目的地は柴又、下道を行くという事で出発、都内の銀杏並木椿山界隈の銀杏並木を楽しんで居たのに、私が思う柴又への道から外れる、ナビが選択した道に間違いはないだろうけど、池袋から柴又へのコースどりに疑問??。
私以外の同乗者も皆、都内の道を知る、どうしてナビは此の道を選択するのか?変だねおかしいと言った瞬間「目的地に到着しました、ナビを終了します」と、カーナビが停止、其処には皆が知る家は無い、到着し 見えるのは江戸川区役所、しかも裏通り。
仰天、柴又に向かい1時間半も走行して、なお7キロ以上の誤差。
会場に榧さん電話をしたが、入力した電話番号に間違い無いのに、江戸川とは、ナビが連れて来た場所、柴又で待つ 相手に解るはず無し、住所でナビ 再入力 修正してようやくたどり着いた。 教訓 ナビの電話番号入力はダメ!!
石彫忘年会、柴又会場、一品持ち寄りとあって、すぐにテーブルがいっぱいになってしまった。持ち寄りとあって。
カニ・黒豆・お煮しめ等、年の瀬も間もない、30品を超える品揃い 早お正月気分。
此れはこの日特別な一品と成った、参加者30人分の馬刺し。
最高齢89歳8ヶ月、続く87歳〜中人・幼児まで集った忘年会。
恒例の参加者全員の反省・豊富の一言。
70歳代の画家が口にした当時「80歳までにあと幾つ作れるかしら」だった。
間も無く90歳になる、80歳代の榧さんは「80歳でやる事じゃ無い!」と言いながら、大作を成している。
当の私はーーー心身共に疲れが募る、強くしっぱられ動いた心も満身創痍の身体に鞭打って、一寸無理の効いた行動にも、自分らしからぬ忍耐切れの我儘、コントロールが鈍って来た。自然我が身にも、高齢相応の限界が来たかと思う1年となった。
活力の源だった先輩は衰えを知らない。
今年、最終仕上げで向かった10月末の小淵沢では、既に来年の石彫は座ったままできる彫刻をと、完成直後既に「此の石は、これは小さすぎると思う?」と既に構想はできあがっている様な石選びーーー話題は膨らんではち切れそう。