8000メートル級の山々が存在する、ネパール気候は今の日本と同じ。
タサン六周辺、しばらくぶりに20センチほどの雪、閉じ込められて、ようやくタサンロッジをヘリコプターで脱出という知らせーーー脱出なんて聞くと遭難・怪我を思ってしまう、ロッジの庭からヘリが飛ぶので、安心のホテルだが脱出の響きは良くない。
ムクチナーチ・カクベニと高齢では20センチの積雪では動けないかも。
タサン・ビレッジからニルギリ、氷河が目の前、日の出と共に染まる山。
未だタサン・ロッジが影も形もない頃、徒歩・馬で夫に連れられて行った、下の河原からロッジ建設地までは勾配のきつい登山道。何度か馬でも怖くて乗っていられず降りて自分の足で歩いた。
当時は延々とカリガンダキの河原は家畜の大群が、カーベルの音も賑やかに行き交っていた、群れる生き物はは圧倒されすれ違うのも怖かった。
人は皆歩く、額で背中に担ぐカゴを支える人、赤ちゃんを幅広い布1枚でおんぶする人民族衣装の老若男女が行き来、鞍無しの裸馬に乗って走り去る、雨季の河原は水流で歩けない、岸を藪こぎ馬に乗って通れない道もあった。
カリガンダキの河原に此の頃は未だアンモナイトがゴロゴロ、沢山拾えた。
馬の手綱を引いてくれた若者がダウラギリは白い山、ニルギリは青い山という説明をしてくれたり、馬上から私が見つけたアンモナイトを拾ってくれた。
アンモナイトの丸い石の割り方を教えてもらったのに、破れないまま保存、2017年の秋、ムスタンの山中で拾った白い丸い石と揃って、いつも目の前。
今回のネパールでの日々は珍しく夫もゆとりある時間を送っている様子、
タサンロッジ、ポカラと高度が下がれば気温が多少高くなるカトマンズ到着すると、日本の此の寒さと同じだが、カトマンズに美味しい空気はない。バクタプール・ボードナートなど予定のラインが頻繁になった。ーーー帰国は近い。
今朝のラインは昨夜のサッカーの試合の事、
長友のイエローカードが微妙とか、相手チームのエースストライカーが全く仕事ができないとか、南野・大迫・原口とか、家族共通ライン、決勝はザッケローニのUAEと戦って欲しいってってほしいなどーーー夫が側にいたら大声、大騒ぎで大変だったかも。