ラジオ放送を聞きながら、孫2人を関口のおばあちゃんの家に送りました。
広島の幼い子供が命を絶たれ、栃木でも遺体で発見されたニュースの痛ましい状況を報じている。孫の無邪気な会話を聞きながら、なんて恐ろしい世の中なんだろう、なんて恐ろしい人間がいるんだろうと嘆かずにはいられない。
送り届けた帰路、ラジオは散歩道という番組になっていてそこから流れてきた曲に吸い込まれた、「千の風になって」と言う題名。 「私のお墓の前で泣かないで下さい、私は其処にいはいません.私は千の風になって大空を吹き渡っていますーー」
歌詞が全部把握できていません。 美しい星の夜空も、真っ白い雪の中も、自由に風となって楽しんでいるのですから、嘆かないでとーー悲しみに暮れている人によびかけているような、歌詞でした。 親達を送ってからずいぶん時間が経った私には、姿はなくてもとてもすんなり、風となって近くにいるんだなと受け止められる歌でした。
今子供を失ったばかりの親達にとっては、いじらしい言葉に涙が止まらなくなってしまうんだろうなと思います。 しみじみと聞き直したい歌となりました。