お天気の悪さは,老人の心の内面に影響を及ぼします。
入浴の巡回を受けさっぱりとしているはずのお宅からTEL。ないてばかりで理由がわからず、一寸来てと言う。 向き合って話しかけるが泣き顔を見せるばかり。
閉めきってあった障子を開け、テレビをつけ、家族には勿論、私にも口を開こうとしない老人の側に座る。 さて、どうしたらいいのか?「雨、雨ふれふれ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいなーーー」と外を向いて1曲歌ってみる。視線が合うと、顔を歪めて泣くので、今度はテレビを見ながら2曲目、「行ってくるぞと勇ましく、誓って国を出たからにゃー」と大きな声で歌い始めてはみたものの歌詞があやふや「ラララ、ラララララーーラララ」とラララ続きで歌っていたら.何と本人歌っている。さっき迄の泣き顔は、どこにもない。ホッとため息の出る一瞬です。
家族に出来るだけお部屋に顔を見せる様に頼んで帰宅。雨は私も嫌いです。
14年前香港で買ったおもちゃです背中の木を上げたり下げたりして遊び、もう2つとも耳が取れてなくなってしまいました。
サハラ砂漠の砂です.あるじが注文した砂絵は
ふくろうをとお願いしたのですが梟には見えませんね。しかも此のガラス瓶の中に砂絵を描いてくれたのは、ペトラの民芸店、あるじが紙に絵を描き、指定した梟なのですが、あるじの絵が下手だったのでしょうね、此れではひよこです。染められた砂の色は、此の瓶の中に最低13色は有りそうです。サハラ砂漠への旅で持ち帰った砂は未だビンの中。赤い砂です。