損保の代理店の仕事を持ってから何と、20年の月日が流れました。
友人、知人、親戚、家族に助けられていつの間にか経過した年月です。今日は、女性傷害保険の5年間の満期を迎える友人宅を訪問しました。天気予報の予測が当たり、雨が降り出して、訪問先で3時間も過ごしてしまいました。
写真は、ネパールでの買い物です。山珊瑚、トルコ石、ラピスラズリー等が埋め込んである真鍮製。高価なものは銀製で手が込んでいます。 最近の物は、銀製であっても宝石は偽物が使われています。 写真のライオンの様な動物には1本の角が付いています、一角獣ということでしょう。小物入れの方の動物は、耳の前に角の穴が有るので牛か?鹿だと思うのですが、つの、なしになってしまって、どっちか解りません。
ネパールには、チベットからの物も入り混ざっていて、実際に、私には見分けがつけられないものが有ります。 チベットの女性もネパールの女性も、お祭りやいざと言う時身につけるアクセサリーの珊瑚は、見事なものです。
直径が3〜5センチも有リ30個も40個も連ねた無傷のネックレスを身に着けます。
1連が日本円に換算すると100〜200万円でも買えないものです。私が買った山珊瑚は化石化した穴だらけのものでした。 不思議は無傷の重量級の珊瑚が、どうして3000mもある山に有るの?。
そこであるじに質問をして解った事。
3億年前、南極の当たりに位置した、オーストラリア、インド、アフリカ、南アメリカなどの集まった大きな大陸(ゴンドワナ)があった。その大陸がプレートの移動で、其のときから分離が起こった。 やがて其の分離は1億5千万年まえ、ヒマラヤのチベット大地にぶつかって、今迄海底だったものが隆起。 テーティス海の中の珊瑚や、アンモナイトが隆起によって、ヒマラヤ高地に有るんだそうです。
アンモナイトは今でも河原で拾えるのですから、珊瑚の存在も解らないわけではないのですが、化石化した私の珊瑚とは、まるで違うものの存在には驚きです。
本当にたった今、海の中から取り出したかと思うような、極端なことを言えば練り物の様にきれいな珊瑚を、ヒマラヤの民族はもっているのです。
昨年の1月行ったネパールのタカリー族のお祭りには、大勢集まった女性の胸にドーンと存在していて、見事なものでした。