薬局の待合室で顔は見知っているけれど、住まいも名前も知らない、何時も合う人と隣り合わせた。「貴女は年をとりませんね〜、ず〜と昔から見ていますよ」と声を掛けられ初めて話しをした。「男やもめにウジがわき女やもめに花が咲く、このことわざ知っているでしょう!、正に其の通り!!私の姉、未亡人に成って40年、この春80歳になり、花が咲いたのよ!」えっ???家に帰りことわざ辞典を開いて見た。
実のところ旅から帰った家の中、週何回かのゴミ出しの日に、留守番の息子、ゴミ出しをせず、家中ゴミの袋だらけにしてしまった、牛乳の配達日も忘れたのだろう、狭い台所に牛乳配達用ボックスが3つもたまり、ゴミ分別はしてあるものの空き缶、燃えないゴミ、資源ゴミが家の中じゅうに並んでいた。男,やもめではないが男の留守番は駄目か!! 問えば「文京区のゴミ出しの日、一応インターネットで調べたが間に合わなかったんだよ」という答え。真夏だったら生ゴミにウジが湧いてしまう、共に留守番の猫は役に立たずだし。
帰国したときの状況、頭に浮かんだのが「男やもめにウジが湧く」とは、こおいう事か!だった,まだ幾日も経っていない。 今日となりあわせた人がまさか女やもめのそんな,ことわざ話しなどするとは思わなかった。 しかも男やもめは知っているが後の「女やもめに花が咲く」迄は把握していなかった。ことわざ事典で解ったのだが。 女の「やもめ」に対して、古くは、男は「やもお」という言葉があったとか、思わぬ勉強をしてしまった。
此の木にどんな花が咲いたのかは知らないが、すごい鈴なりの実が見事。 黄色と、赤い実は大きさが似ているのに実のつき方が違うので、種類が違うんだと思うのだが、アップして見ると、なんだか葉は同じかとも見える、植物には疎い私、名前も知らない。